のじ脳神経外科・しびれクリニック

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しびれドクターの独り言

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脳卒中について

突然右手が効かなくなる、視野が欠けて見えにくくなるなどの症状が出た時、皆さんはすぐに病院に行くと思います。しかし、その症状がわりとすぐに改善して無くなってしまったらどうでしょうか?人によっては様子を見てしまう方も多いと思います。しかしそれは危険なことで、その後大きな脳梗塞に移行することもあるのです。それは TIA(Transient Ischemic Attack):一過性脳虚血発作と言って脳の血管が一時的に詰まって血流が低下し、短時間だけ脳梗塞と同じ症状が出る状態です。突然の顔のしびれで来院された患者さんがいます。日常生活は普通に行われていましたが、結果として小さな脳出血がみつかりました。その患者さんは症状が軽いので受診に迷っていましたが、放置して出血が増えると大きな障害を残す可能性もありました。そのようは脳卒中の前触れ発作を TIAを含めて総括的にACVS (Acute cerebrovascular  syndrome):急性脳血管症候群と言います。脳卒中を予防する上で極めて重要な言葉です。

先日、神奈川脳神経科医会の主催するフォーラムに出席してきました。患者さんに脳卒中の知識と初期対応の大切さを啓発するのが目的です。今後自分も会に積極的に参加していこうと思います。

 

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診療科目:脳神経外科