脳ドックについて
MRI検査(脳実質)、MRA検査(脳血管)、頸動脈エコー検査、血液検査などを行い、脳梗塞、くも膜下出血、認知症など、危険因子を発見するための健康診断です。当クリニックでは、日本脳ドック学会のガイドラインに準じた脳ドックコースを含めて4つの目的に合わせたコースを準備しております。
Brain dock
MRI検査(脳実質)、MRA検査(脳血管)、頸動脈エコー検査、血液検査などを行い、脳梗塞、くも膜下出血、認知症など、危険因子を発見するための健康診断です。当クリニックでは、日本脳ドック学会のガイドラインに準じた脳ドックコースを含めて4つの目的に合わせたコースを準備しております。
しびれや麻痺の症状が無くても中年以降になると大脳白質を中心に無症候性の脳梗塞が起こってきます。高血圧や動脈硬化が原因と考えられていますが、放置すると大きな脳梗塞、脳出血、認知症へと移行する可能性があります。
くも膜下出血の原因のほとんどが脳の血管の一部が風船状に膨らんだ動脈瘤の破裂によるものです。小さいものでは放置しても危険はありませんが、ある程度の大きさ(7mm以上)になったり、形そのものがいびつだと破裂する可能性があります。これを未然に発見し、処置(開頭手術、血管内手術)することにより、くも膜下出血になるのを未然に避けることができます。
認知症の原因は未だはっきりわかっていませんが、脳の神経細胞に異常な物質が蓄積することによって神経細胞そのものが壊れていきます。そのため脳の容積が縮小していきます。特に早期アルツハイマー型認知症では、脳の中でも海馬傍回という部位が、もっとも早く萎縮します。海馬傍回は小さいため、普通に画像を見ただけでは評価が困難です。MRI画像を特別に解析し、この小さな海馬傍回の体積の萎縮度を正常脳と比較することで脳萎縮を数字的に判断出来ます。
まれに初期の段階での脳腫瘍も良性、悪性含めて発見出来ることがあります。
脳ドックガイドラインに準拠した脳ドックに認知症検査を追加したものです。
脳を総合的に評価できます。
脳ドック学会のガイドラインに準拠した脳ドックです。
早期アルツハイマー型認知症では、脳の中でも海馬傍回という部位が、もっとも早く萎縮し枡。海馬傍回は小さいため、普通に画像を見ただけでは評価が困難です。VSRADではMRI画像を利用し、この小さな海馬傍回の体積の萎縮度を正常脳と比較して数値で評価します。
認知症の定評ある検査であるMMSE (Mini-Mental State examination)で評価します。
神経は電気信号で伝わっており、ダメージが起こるとその伝導速度が低下します。その程度を数値で判断します。例えば糖尿病がひどくなると神経伝導速度は遅くなります。
四肢の血圧を同時に測定することで、動脈硬化の程度(血管の老化:いわゆる血管年齢)の程度や早期血管障害(下肢動脈閉塞症など)を検出することが出来ます。