しびれドクターの独り言
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末梢神経の外科研究会が東京で開催されました。我々は脳神経外科として脳の手術、頚椎・腰椎の脊髄手術も行なっていますが、さらに末梢神経の手術も行なっています。代表的な手術としては手のしびれ、痛みが症状の手根管症候群に対する手根管解放術や肘部症候群に対する除圧術や神経移行術、足のしびれが症状の足根管症候群、胸郭出口症候群に対する前斜角筋切除術などです。末梢神経障害は生命を脅かすことはありませんが、日常生活のストレス、パフォーマンスの低下に通じます。今回当院の神経伝導検査のプロフェッショナルである齋藤先生に「肘部尺骨神経障害におけるMCSインチング(短分節刺激)法の重要性」とういう題で発表してもらいました。神経伝導検査上測定部位をずらしていくことで末梢神経の正確な障害部位を同定する手技です。障害部位が正確に同定できればそこの圧迫を取るだけでいいので手術創も小さくてすむという発表でした。当日は白熱した議論が炸裂し、会は盛り上がっていました。自分の末梢神経の手術については現在亀田総合病院脊椎脊髄外科所属の橘 滋國 先生に20年以上も前に御指導していただき培ってきたものです。自分の手術法はほぼ橘先生の手術と同じになっています。当日はお久しぶりにお会いすることが出来ました。

